キャリア開発研修

ねらい
  環境が激変しています。この流れの中に巻き込まれることなく、自分の生き方は自分が決める。自分の働き方は、他人任せ、会社任せでなく、自ら職業人生を構想し、実現していく。こんな自律した働き方が求められるようになってきました。しかし独立して自由な働き方をする人は少数です。多くの人々は、会社組織の中で働いています。したがって組織の求める働き方と個人の自分らしい働き方を一致させ、組織と個人のWIN-WINの関係をつくることが大切です。このためには、個々人の組織内でのキャリア形成意識を高めることが必要になります。これによって個人は、楽しく明るく生き生きと自分の能力を最大限に発揮できるし、また会社はやる気を持って成果を上げてくれる社員を得ることができます。このような自主的自律的に仕事に遣り甲斐を持って働く社員を育てるキャリア開発事業を支援します。

内 容
1.キャリアデザイン研修
 若手社員を対象として、自立的主体的なキャリアを自ら作り出すために明確な目標設定と、これらを実現していくための意欲高揚をはかります。また自己の役割に対する認識を高め、自己革新を遂げるための意識改革、行動変革を支援します。

2.キャリアマネジメント研修
 管理職を対象に、今まで仕事を棚卸して改善点に気づいていただきます。またグループワークなどを通して会社の求める管理者としての役割を再認識します。更に部下のキャリア形成支援のやり方について学び、これから部下の指導育成のために何をどのようにすべきかを、自ら見出していただきます。


3.キャリア再設計研修
 定年まで後10年という節目の歳に、まずは今までの仕事を中心として働いてきた足跡を振り返る職務の棚卸を行います。次にそれを踏まえて、これから定年までに何をすべきかをグルーブワークなどを通じて気づき、キャリアプラニングしていただきます。更に定年後の人生について経済面や生き甲斐などについて考え、退職後の人生を充実したものにするためのライフプランを設計していただきます。

プログラム例

キャリアデザイン研修(2日間コース例)

1日目

2日目

●プロローグ/キャリア開発とは
●能力スキルの確認
●ライフイベントの振返り
●キャリアの棚卸し
●やりたいことやりたかったこと
●求められる人材と期待される役割
●キャリアアンカーの確認

●あるべき姿を描く
●ライフスタイルの明確化
●キャリアビジョンの設計

●キャリア方策とアクションプラン
●プレゼンテーション●エピローグ

キャリアマネジメント研修(2日間コース例)                                      

1日目

2日目

オリエンテーション
  ・キャリア開発とは
  ・キャリアプランの重要性
自己理解を深める
 ◇今までの働き方の振り返り
  ・ライフイベントライン
  ・職務棚卸
  ・ケーススタディ
 ◇
自己分析
  ・エンプロィアビリティ
  ・働く価値観
  ・自己認識ワーキング

役割を認識する
  ・会社の環境分析
 
 ・担当部門の環境分析
  ・自己の役割認識

部下の指導管理育成とは
  部下指導のためのリーダーシップ
  ・
目標と実行のためのマネジメント
  ・
やる気を引き出すメカニズム
  ・
部下育成コーチング
  ・
メンターと企業倫理
キャリアプラニング
  ・
キャリア目標の設定
  ・
目標攻略の方策
  ・
キャリアプランの策定